シェフの挨拶
食の国・中国で古代人が火を発見し、
料理を始めて以来、数千年もの時が流れています。
古代中国から受け継がれてきた儒教の経書『周礼(しゅらい)』『儀礼(ぎらい)』『礼記(らいき)』には
食物および食事を通しての礼儀についても述べてあり、
中国料理の長い歴史と伝統が感じられます。
店名の「礼華(らいか)」は、これらの「礼」にあやかると共に
中国料理への深い感謝と敬意をこめて名づけました。
日本には文字をはじめ、書や文房四宝、
鉄、陶芸、お茶など
さまざまな文化や技術が中国から伝わってきました。
季節ごとの習わしも、端午の節句や七夕、
お月見など
その多くが日本に深く根づいています。
こうした季節感と日本の旬の食材を取り入れ、
上海料理をベースとする
現代的なヌーヴェルシノワとして表現することで
おなかだけでなく心も豊かになるような料理を
「礼華」は目指してまいります。
いつも一人ひとりのお客さまを大切に、
お好みに合わせた一品一皿に、まごころをこめて。
皆さまのご来店をスタッフ一同、心よりお待ち申し上げております
新山 重治
1957(昭和32)年、青森県に生まれる。
16歳で調理師となり、東條會舘('80年~)、キャピトル東急ホテル('86年~)等を経て、
'86年9月から立川リーセントパークホテル「楼蘭」において脇屋友詞氏のもとで副料理長を務め、
'91年には同店の料理長に就任。
'97年から横浜パンパシフィックホテル「中国料理 トゥーランドット游仙境」の料理長を務め、
'98年「魚翅海鮮酒家 筑紫樓」恵比寿本店の料理長に就任。
'03年2月には中華食材「日本橋古樹軒」の料理教室講師を務める。
'04年3月6日、オーナーシェフとして新宿御苑前に中国料理「礼華(らいか)」オープン。
'09年12月6日には南青山に「礼華 青鸞居(らいか せいらんきょ)」をオープン。
'18年3月29日 東京ミッドタウン日比谷に「礼華 四君子草(しくんしそう)」をオープン。
’21年2月11日 乃木坂に「新華」をオープン。